人生山あり谷あり〜きっといいこともあるさ〜

私たちの恩師である某大学のT先生は私たちが卒業するときにこの言葉を贈った。

人生山あり、谷あり…

でもきっといいこともあるさ。

こんなに優しい人ではなかった。いつも冷静で、私たちの繰り広げる馬鹿げたことをいつも笑ってみていた。でも本当の優しさを秘めているからこそ私たちは先生を慕って、今でも連絡をとる。

先生。
私もあなたと同じように先生と呼ばれる人生を少なからず送ってきました。
先生が話していたように、やっぱり悩ましい日々でした。

でもね、先生。
私はよかったと思います。今が先生でなくても、これからが先生でなくても、あの時先生でいたことを、教師という職業について良かったと心から思います。

きっといいこともあるさ。

この言葉に励まされた私たちの仲間は沢山いる。
Aちゃんは、ずっとずっと教員になりたくてやっと本採用になった。山あり谷ありの人生の中で半ばあきらめもあったりもしたし。でもいいことがあった。

Tっちは、某TV局を受けたけれどあの当時撃沈。何年か後に同じ局で働いているという吉報をもらった。

私たちはあまりにもばらばらの土地にすんでいて、連絡をとりたくてもなかなか取れない状況が続いている。ずっと連絡をとってるのもほんの数人。

先生。みんなの人生に幸あれってあのころのように頑張っててね。

よろしく。