告知

昨日から調子がすこぶる悪かった私。
意を決して某クリニックへ。
すっと前から行ったほうがいいと分かっていながらも
今の状況を受け止める気持ちの広さも余裕もなかったから
拒否しつづけていた。

告知。

私はえらい問題を抱えることになった。
それが癌でないにせよ、これから何十年と
向き合っていかなければいけないものができてしまった。
精密検査はまた来週にするのだけれども
いざ自分の身に降りかかるこの問題を、
私は、ただ呆然と聞くだけしかできなかった。

一緒にきてくれた相方。
取り乱すこともなく、命に別状はない病気であること
でも根治は時間が掛かりきわめて難しいことを
話すと、

それでも生きてるから

と、私の肩をたたいてくれた。

どれだけ私がその後涙したかは、覚えていない。
そうじゃないかと疑いがあったので、読むべき専門書も
目を通しているので、大体のことは分かっている。
でも涙が止まらなかった。

今、こんなにも穏やかに日記をつけている自分。
ここで宣言することで、私がこれからなすべきことを
しっかり向き合えると信じてここに残そうと思う。

人間というのは不思議な生き物だね。