突然の手紙

夕方、家の外で母が小さな女の子と話している
声が聞こえた。
何気に聞き覚えのある声だなぁと思って
外にでてみる私。

Misatoだった。

彼女は私がクラスをもった卒園生の一人。
小学校のお友達と一緒にうちを訪ねてきたようだ。

右手には手紙を持っていて、私に渡すものだと。

数日前に彼女のお母さんから、メールアドレス変更の
メールをいただいたのでもう噂で聞いているかなぁと
（私の事を）思ってたら知らなかったみたいで。

その手紙は、Misato，MinahoとHarunaとRikaからだった。
みんな英語で同じクラスらしい。Minaho以外は
3年生。みんなの心あたたまる手紙を読んで
嬉しかった。

最近素直にうれしいとか、心から笑えるとか
忙しいあまり、他の事を考えすぎていたからかもしれないけれど
あまりなくって。

だからMisatoが私の前に現れたときにとても嬉しかった。
大きくなったね。
漢字も綺麗にかけるようになったんだね。
背も伸びたね。
色々と話した。

彼女も私がこのうちをでたら、どこに行くのか、
だれと住むのかとか色々聞いてきてちょっとした
癒しの時間が流れた。

ありがとう。みんな。
私はあなたたちの先生であってよかったと
何千回も何万回も思ったけれど、
今日もそれ以上に嬉しかった。

いつまでも一緒に成長していきたいね。